
昨今、流行っている引き出し式の洗面化粧台です。
その引き出しを、引き出してみた写真です。
中ほどの凹んでいる部分は、配管関係を避けるためにこのようになっています。
ここで配管というと給水、給湯、排水。
それだけならば、これほどまでに大きく凹んでなくともいいのではないかとも思いますが、メーカー製の製品となると、配管位置をあまりにもシビアに決めるわけにもいかないのでしょうか。
余裕をみて、このような大きな凹みになっているのでしょう。
この凹みについては、建て主さんはカタログ上でも確認していますし、ショールームでも実物を確認しています。
つまり、この凹みについては納得の上のことなのですが、実際に目の当りにしてしまうと、残念な気持ちがわきあがってくるようです。
この手の引き出し式の商品を選ぶときには、引き出しの中には大きな凹みができてしまうと、しつこいぐらい念を押すことが必要でしょう。

こちらは車止め専用部材の例です。
ここでは、先日紹介した、地先境界ブロックを流用した車止めとの違いを挙げてみます。
まず、タイヤが接する部分の形状が、地先境界ブロックが地面と垂直なのに対して、車止め専用部材のほうはタイヤの形状に合わせるように斜めになっています。
この形状ならば、タイヤで車止めが水平方向に押されるのではなく、タイヤで車止めが地面に押し付けられるようになります。
もう一つの違いは、写真のような車止めは、地面にボルト止めされているということです。
写真で、黄色く囲っているところがキャップになっていて、このキャップを開けるとボルトが見えてくるはずです。
このボルトは、コンクリート部分を貫通して、アスファルトの部分にまで達しています。
つまりこのボルトは、車止めを地面に固定するためのアンカーボルトというわけです。
地先境界ブロックを流用した車止めが接着剤で接着されているのに比べると、かなりしっかりと固定されているといえます。
問題は、このような車止めは、単なるコンクリートの塊のような地先境界ブロックよりも高価であるということと、ボルト止めのほうが接着剤止めよりも手間がかかる・・・工賃がかかるということです。