他山の石 町で集めた建築失敗事例集
住まい作り、住宅建築、リフォームなど、参考になれば幸いです。
集成材と水
20090630 004

写真の部材は集成材というもので、小さい部材同士をフィンガージョイントという方法で組み合わせて作ったものです。
組み合わせる部分には接着剤が塗布され、材と材がしっかりと組み合わされるようになっています。
またフィンガージョイントでは、単純に部材同士をつき付けるよりも接着面積が増えるということもあります。
このような方法をとると、小さい部材を組み合わせて大きな部材を作ることができるというわけです。

ここで覚えておいて欲しいことは、一般に集成材を作るのに用いる接着剤は、水に強くないということです。
写真は一晩雨ざらしにしておいた集成材を、手で引っ張ったところです。
あっさりと外れてしまいました。

写真はいささか極端な例であるかもしれません。
また、水に強いような接着剤を用いたも集成材もあります。
とはいえ、一般に集成材というものは、無垢材よりも水に弱いものと考えておいたほうがいいでしょう。



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手すりの回転
20090908 002

窓の室内側に設けられていた手すりです。
この手すりは窓の床からの高さが低いために、転落防止用として設けられたものです。

手すりの取付けについては、手すり棒の両端にソケットと呼ばれている金物を差し込み、そのソケットを窓枠に取付けたものです。
こちらでの手すり棒とソケットは、単純に差し込まれているだけのため、手すり棒を握ると手すり棒が回転してしまいます。

手すりにつかまろうとしたときに、手すり棒が回転してしまうということは、それが身体を支えるためにつかまったのではなくとも、なかなか怖いものがあります。
ここでは転落防止用の窓手すりなので、まだましなほうなのですが、階段手すりなどの場合には怖いだけでなく危険ですらあります。
手すり棒などというものは、なんらかの理由で回転させたほうがいい場合を除いて、回転しないようにすべきでしょう。

手すり棒が回転しないようにするには、ソケット部分と手すり棒をビスで縫って(貫通させて)しまえばOKです。
少なくとも階段手すりでは、このような方策を施しておくべきでしょう。


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