
先日に引き続いて、トイレのL型手すりです。
こちらでは、L型手すりの横手すりの下部に、紙巻器が配置されています。
このようにすれば、手すりの使い勝手は問題ありません。
ただ、紙巻器は使いにくくなってしまいます。
写真では、便器と紙巻器の高さ関係がわかりにくいのですが、実際には便器に座った太もも付近に紙巻器がきていました。
紙巻器からトイレットペーパーを引き出すには、トイレットペーパーを下に引き下げることになるのですが、この紙巻器の位置では、下に引き下げる動きがしにくくなっていました。
このような場合には、紙巻器の位置を、横手すりに接するまで上げてしまうことです。
便器横の横手すりは、握って使うというよりも、手をついて使うものです。
もちろん、握れるようにしておくことに越したことはありませんが、手をつけるようにしておくだけでも、充分に手すりの用を成すものです。