
3階建住宅の裏側を写した写真です。
1階から2階まで、縦に伸びているのは給排水設備用の配管類です。
身軽な人間ならば、この配管を伝って、2階の窓に達することが充分できるでしょう。
それなのに、2階の窓には雨戸・シャッターの類も、面格子も設けられていません。
こうゆうのは防犯上、好ましいものとはいえません。
この窓のある部屋は、部屋の位置や設備配管の様子から、洗面所だと思います。
洗面所ならば雨戸・シャッターは不要で、さらに2階なので、外部からの侵入の恐れがないので、面格子も不要としたのでしょう。
そこまではよくある話なのですが、設備設計をする際に配管類を外部に出してしまったため、このようなことになってしまいました。
意匠設計と設備設計が、うまく連携しなかったことが原因だと思います。