
Uターン階段の下階寄りのところに設けられていた窓です。
窓のほうは、ごく普通の引き違い窓で、窓を開け閉めする際に用いるクレセントの位置も、ごく普通の高さに設けられていました。
Uターン階段の下階寄りのところとなると、階段の踏面(ふみづら)からこの窓まではかなりの高さになります。
まして階段の下のほうでは、背の高い人でも窓の開閉は無理でしょう。
階段は暗いと危険なので、窓を設けて明るくしたい。
どうせ窓を設けるならば、風が抜けるように開閉出来るようにしたい。
ということで、このような窓になったのだと思います。
開閉が出来ないような高さに窓が欲しい場合は、はめ殺し窓(fix窓)にするほうがよいでしょう。
開閉可能な窓よりも、はめ殺し窓のほうが雨風に対して有利なはずです。
また、なまじ開閉が出来る窓だと、危険な思いをして開けてみたくなったりもします。
高い位置ではあるが、いちおう開閉可能な高さに納まっているような場合は、通常の窓ではなく、下のほうから開閉出来るような窓を選んでください。
そのような窓がメーカーで用意されているはずです。
また、通常の引き違い窓のクレセントの位置を、ある程度下げるということも可能です。