
ベランダに置かれている、エアコンの室外機から水が流れ出しています。
もちろんこれは、水道管からの水漏れではなく、エアコンのドレーン管から流れ出してきた水です。
ドレーン管から流れ出した水はベランダを流れ、排水口から雨水管に流れ込んでいます。
これが、排水口の近くに室外機が置かれていれば、こうまでびしょ濡れにはなっていないでしょう。
ここでは、排水口と室外機が離れすぎていました。
ドレーン管からの排水をどのように処理するのかは、エアコン屋さんの示す標準工事内容によることがほとんどでしょう。
その一般的な標準工事内容では、ドレーン管からの排水は室外機のところで切りっ放しになっていると思います。
つまり写真のような状態が、エアコン設置工事の標準工事内容ということで、そのまま黙っていると写真のような状態になってしまうということです。
そもそも、ベランダが狭くてエアコンの室外機でいっぱいになってしまうということならば、びしょ濡れのままでもかまわないかもしれません。
しかし、ベランダに洗濯物を干すのならば、足元はびしょ濡れでないほうがいいと思います。
エアコン設置の際には、ドレーン管からの排水についても気にするようにしてください。