
寄棟屋根にソーラーパネルが設置されていました。
この屋根で用いられているソーラーパネルは、長方形の部材(モジュール)だけだったため、周辺部がかくかくとしていまい、ソーラーパネルが妙に目立っていました。
これを見て頭に浮かんだのは、熱さまし用のシートを張ったおでこです。
いわれてみると、そんな風に見えないこともないでしょう。
しかも、都合の悪いことに、この屋根は下からよく見える屋根でした。
かくかくとした部分を埋める三角形の部材は、なかったのでしょうか。
そのような三角形の部材があればすっきりしたはずです。
また、この屋根が屋根面が台形になる寄棟屋根でなく、屋根面が長方形になる切妻屋根ならば、長方形の部材だけですっきり納まっていたはずです。
ソーラーパネルを考えるときには、周りからの見え方も考えておくべきではないでしょうか。