
先日に続いてジャロジー窓の話です。
写真はジャロジー窓を室内側から見たところです。
じつは、このようにジャロジー窓のルーバー部分が開いている状態というのは、かなり危険な状態といえます。
なぜならば、この状態だと簡単にガラスを外すことができるからです。
つまり、ジャロジー窓というものは、閉じた状態であれ開いた状態であれ、面格子が必要ということになります。
このジャロジー窓に後から面格子を設置する場合には、屋外に設置する方法と、屋内に設置する方法があります。
分譲マンションのような区分所有建物で、屋外に設置するのに管理組合の許可をとることがたいへんな場合などで、手っ取り早く面格子を設置したいときには、屋内に設置する手があります。
具体的には、写真で窓の両側に見えている木枠に、面格子を設置することになります。
この場合の面格子は、既製品ではなく木製の棒などが考えられます。
それは、屋内では金属製の面格子よりも、木製のほうが雰囲気がよいからです。
ここで気をつけることは、屋内に面格子を設置してしまうと、網戸の取り外しができなくなるということです。
網戸が破れてしまった場合などで網戸を外すときには、面格子も外す必要が出てくるでしょう。
20090610 追記
屋内側に面格子を設置する際には、屋外からジャロジー窓越しに面格子の存在がわかるような色の面格子がよいでしょう。
面格子の存在をアピールすべきです。
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