他山の石 町で集めた建築失敗事例集
住まい作り、住宅建築、リフォームなど、参考になれば幸いです。
日当たりと塗装の劣化
20090711 001

平屋建ての物置です。
築20年以上経っていますが、今までまったく手入れはされていません。
つまり錆びるに任せるままということで、放っておくとこうなるという見本のような屋根です。

錆色の濃い部分は、いつ穴が開いてもおかしくありません。
ただ、トタン板の下に防水紙が敷き込まれているので、すぐに雨が漏ることはないと思います。

この屋根から雨が漏り始めるとすると、どこから漏るという話ではなく、いろいろなところから漏るような感じでしょう。
雨漏りに対処しようとしても、それこそもぐらたたき状態。
ここを直しても、あそこから漏るというように、手がつけられないような状態になるはずです。

根本的な対処法としては、屋根の葺き替えしかありません。
もちろん、ペンキの塗替えなどという話には、まずなりません。

ここで、注目していただきたいのは、錆の発生している場所と、発生していない場所があることです。
錆が発生している場所は、集中して発生していますが、錆の発生していない場所は、まったく発生していません。
じつは、この違いは、この屋根の日当たりの違いに拠るものです。

この屋根は平屋建てのため、屋根であっても周りの建物によって日が遮られることがあります。
そして、日が遮られることのある場所では、塗装が長持ちしているため、錆の発生が抑えられているということです。
日当たりと塗装の劣化の関係が、よくわかる屋根といえます。



テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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