
これは木製の橋の欄干部分です。
もちろん欄干部分も木で作られています。
材料は防腐処理を施された材料だと思いますが、手すり材の木口(こぐち)・・・木の切断部分・・・が傷み始めていました。
木口というのは、木の部位として水分を吸いやすい部分で、一番傷みやすい部分です。
そのため、欄干の柱の頭部には、水濡れ防止用の金属製のキャップが被せてありました。
ところが手すりの木口のほうは忘れてしまったのでしょうか。
しっかり傷んでしまっていました。
このまま放置しておくと、手すりが危ない状態になってしまいます。
以上は橋の場合ですが、これはウッドデッキでも同じことです。
ウッドデッキにはある程度の防腐処理が施されているはずですが、その防腐処理はいつまでも持つものではありません。
いつまでも持つような強力な防腐処理は、人間にとってけっして良いものではないはずです。
木口が傷み始める前に、防腐剤を再塗布するなり、キャップ状のものを被せるようにしてください。