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他山の石 町で集めた建築失敗事例集
住まい作り、住宅建築、リフォームなど、参考になれば幸いです。
木部の木口処理
20090414 200707

これは木製の橋の欄干部分です。
もちろん欄干部分も木で作られています。

材料は防腐処理を施された材料だと思いますが、手すり材の木口(こぐち)・・・木の切断部分・・・が傷み始めていました。
木口というのは、木の部位として水分を吸いやすい部分で、一番傷みやすい部分です。
そのため、欄干の柱の頭部には、水濡れ防止用の金属製のキャップが被せてありました。
ところが手すりの木口のほうは忘れてしまったのでしょうか。
しっかり傷んでしまっていました。
このまま放置しておくと、手すりが危ない状態になってしまいます。

以上は橋の場合ですが、これはウッドデッキでも同じことです。
ウッドデッキにはある程度の防腐処理が施されているはずですが、その防腐処理はいつまでも持つものではありません。
いつまでも持つような強力な防腐処理は、人間にとってけっして良いものではないはずです。
木口が傷み始める前に、防腐剤を再塗布するなり、キャップ状のものを被せるようにしてください。


テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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