
倉庫として使われている部屋の、壁の下部です。
巾木の上に開いている穴は、台車などがぶつかってできたものでしょう。
こちらの壁は6mm厚のケイカル板(ケイ酸カルシウム)なので、台車などがぶつかってしまうとこのような状況に陥ってしまいます。
このような場合は、台車が当たりそうな部分に、当たっても平気なような材料を張っておくべきでしょう。
材料は厚手の金属板のように堅いものよりも、木製の足場板のようなものが向いていそうです。
このように、物の衝突から壁を護るような部材のことを、キックプレートということがあります。
住宅ならば、車椅子を使う場合に考えてもいいでしょう。
その際は、壁に穴を開けてしまってから考えるのではなく、車椅子を使い始める前に備えておいてください。