
公共施設のトイレの写真です。
リフォーム後と見受けられ、汽車便と呼ばれている和式トイレを、洋式トイレに変更した後のようです。
また、最近は公共施設のトイレといえども温水洗浄機能付きは珍しいことではなく、このトイレも温水洗浄機能付きとされていました。
洋式トイレの場合、温水洗浄機能付きでなくとも暖房機能がついていれば、電源が必要になってきます。
よって、洋式トイレであればトイレ内に電源が設けられている例がほとんどなのですが、和式トイレでは便器周りに電源が必要ということはまずありません。
ということは、今まで和式であったこのトイレには電源がきていなかった可能性大ということです。
ここで写真です。
便器横に設けられているのは温水洗浄便座用の電源です。
この電源は、トイレの隣の部屋にきていた電源から、このトイレに引き出されてきたものです。
隣の部屋のうまい位置に電源がきていたため、電気工事としては必要最低限の工事で済んだはずです。
ただ、露出コンセントと温水洗浄便座への配線はいただけません。
ただでさえ邪魔な露出コンセントが手前側にきてしまっているため、目障りなだけでなく足を引っ掛けてしまいそうになります。
このような場合は配線の手間を惜しまずに、露出コンセントをトイレの奥の邪魔にならないところに持っていくべきです。