
窓の室内側に設けられていた手すりです。
この手すりは窓の床からの高さが低いために、転落防止用として設けられたものです。
手すりの取付けについては、手すり棒の両端にソケットと呼ばれている金物を差し込み、そのソケットを窓枠に取付けたものです。
こちらでの手すり棒とソケットは、単純に差し込まれているだけのため、手すり棒を握ると手すり棒が回転してしまいます。
手すりにつかまろうとしたときに、手すり棒が回転してしまうということは、それが身体を支えるためにつかまったのではなくとも、なかなか怖いものがあります。
ここでは転落防止用の窓手すりなので、まだましなほうなのですが、階段手すりなどの場合には怖いだけでなく危険ですらあります。
手すり棒などというものは、なんらかの理由で回転させたほうがいい場合を除いて、回転しないようにすべきでしょう。
手すり棒が回転しないようにするには、ソケット部分と手すり棒をビスで縫って(貫通させて)しまえばOKです。
少なくとも階段手すりでは、このような方策を施しておくべきでしょう。