
今年の春先に竣工した、新築の賃貸マンションです。
手前のほうは1級河川の河川敷で、そこに盛大に咲いているのはオオブタクサ(大豚草)です。
オオブタクサというのはブタクサ属の植物で、ブタクサと同じように秋の花粉症の原因となります。
このマンションはオオブタクサに反応してしまう方にとって、最悪の周辺環境といえるかもしれません。
オオブタクサというのは一年草のため、春先の入居を決めた時点では、このような状態になっていなかったはずです。
ブタクサ花粉症の方が、春先の時点でこのような状況になるとわかっていたならば、このマンションに入居しなかった可能性もありえる話です。
また、賃貸ではなく分譲であったならどうだったでしょうか。
分譲マンションを購入してしまうと、賃貸ほど気軽に引っ越すわけにもいかず、困った事態に陥る可能性大です。
花粉症というものは、今は花粉症でなくとも、将来花粉症になることがあります。
ということは、花粉症であるなしにかかわらず、花粉症の原因植物の有無も住まいを決めるにあたっての大事な要素となりえます。
このようなことも、周辺環境のチェックリストに入れておいたほうがいいかもしれません。